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2016年2月12日 (金)

メールマガジンで語り伝える「スターリィマンが旅するふるさとの原風景」vol.3

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 メールマガジンで語り伝える     

「スターリィマンが旅するふるさとの原風景」                    

                 2016.02.11vol.3

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本メールマガジンは、スターリィマンのお話の創作者   

はせがわ芳見とご縁のある大切な方々に心を込めて   

毎回9の付く日にお届けさせていただいております☆    

配信停止をご希望の方は、お手数ですが   

yoshimi@dream-hasegwa.comまでご連絡ください。

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         ☆ご あ い さ つ☆

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昨日は2月11日、建国記念の日。   

そして、東日本大震災から5年となる   

3月11日のちょうど一ヶ月前ということで、  

特別な思いで朝を迎え、   

午後は、地元大宮の武蔵一之宮氷川神社様に   

お参りしてまいりました。     

皆様は、どんな一日をお過ごしになりましたか?   

さて、通常は9の付く日に   

メールマガジンを送信しておりますが、   

今回は、節目となる11日の日に   

急遽お送りさせていただきたいと思いました。  

最後まで、お読みいただけましたら嬉しいです。

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☆「スターリィマンが旅するふるさとの原風景」第2話☆   

『被災地の未来を輝かす心の原風景』第2作目  

「愛しき故郷よ未来からの贈りもの」~宮城県気仙沼市~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   

『被災地の未来を輝かす心の原風景』の第2作目に描いたのは、   

宮城県気仙沼市の最知という場所に残った杉木立ちです。     

「愛しき故郷よ未来からの贈りもの」~宮城県気仙沼市~  

 http://starryman.webnode.jp/

活動紹介/ふるさとの原風景シリーズ/

作品ギャラリー/#a311-02-jpg  

この作品を描くきっかけになったのは、2011年の8月。    

「スターリィマン紙芝居プロジェクト」の活動をスタートさせて、   

初めて被災地を訪れた2011年の7月31日~8月5日の中で、  

8月3日に一泊二日で気仙沼大島で活動し、   

翌4日に気仙沼大島からフェリーで気仙沼の港に戻って、  

気仙沼市本吉町にある津谷保育所さんへ伺う予定でした。   

気仙沼港でフェリーを降りて、そこから保育園まで   

カーナビでは30分で到着すると出ておりました。  

しかし、気仙沼港周辺は、陥没や通行止めのため、   

ナビが示す道はほとんど通れず、   

目的地へ向かう国道45号線に出るまでに   

何回も何回も迂回しなければなりませんでした。   

ようやく国道に出て、先を急いでいると、   

周辺は跡形もなく津波で流されてしまっているのに、   

そこだけ杉木立ちが残っている場所がありました。   

3人で「不思議だね」「すごいね」   

「どうして残ったんだろう?」と言い合い、  

後ろ髪を引かれるような思いで、その場を通り過ぎました。    

そんなこんなで、津谷保育所にお伺い出来たのは11時過ぎ。   

約束の時間から、何と1時間以上も遅れてしまいましたが、   

子ども達はちゃんと並んで座って待っていてくれて、   

先生方も大変だったでしょう?と温かく迎えてくださいました。     

そして、紙芝居ライブが終わった後には、   

よかったら子ども達と一緒に給食を食べていってください。  

と所長先生にお誘いいただき、大感動!      

お昼寝のお時間になるまで、   

子ども達とゆっくりと楽しい過ごさせていただき、   

最後には「帰らないで」と泣き出す子達もいました。   

「また会えるおまじないだよ」と言って、   

子ども達としっかりきずな握手をすると、   

「また来てねー!スターリィマンまた来てねー!」と  

私達の車が見えなくなるまで、   

手を振って見送ってくれました。   

この時、子ども達を絶対裏切りたくない。   

必ずまた会いに来ようね!と3人で誓い合いました。  

これが、その後、気仙沼での活動のご縁を   

ずっとつなぎ支え続けてくださっている   

千葉ふみ子先生との出会いでした。     

その年の12月には、千葉先生から  

気仙沼の本吉町地区の保育園、幼稚園、介護施設等へ  

是非、クリスマスプレゼントとして紙芝居をとご連絡をいただき、   

私たちは4泊5日でお伺いさせて頂きました。   

国道45号線を走っていると、   

8月に気仙沼港から津谷保育所に向かう途中に見つけた  

杉木立ちが見えてきました。      

今度は車を止め、主人は外に降りて、   

杉木立ちと向き合い、周りの景色をゆっくりと眺めました。   

すると、気仙沼大島が本当に近くに見えることに驚きました。   

この出会いも何かのご縁、そう思い、  

ここの場所を第2作目として描くことに決めました。   

1作目の奇跡の一本松のように、  

みんなが知っている風景でもなく、   

なぜここを描きたかったのかを、はせがわに聞いてみると、   

奇跡の一本松は、他の7万本の松達に守られるように   

ふん張ってふん張って、一本だけ残ったことに感動した。   

杉木立ちは、杉達がみんなで支え合って、励まし合って残った。   

そんな姿に感動したんだと言われました。     

私は、「なるほど。そういえばそんな風に見える」と思い、   

まずはお話を創作するのに、

この地域のことを知らなければと、   

千葉先生に気仙沼市立図書館で調べていただき、   

資料を送って頂きました。   

その中の「古風土記」(1746年)によると   

当時、気仙沼村、大島村、波路上村、

長磯村、最知村、岩月村には、  

それぞれ船着き場があって、人々は船で往来をし、   

漁業、農業、林業の産業を支えていたそうです。   

そして、この杉が残った地域は最知という   

「栄える渡り場」という意味の名のついた場所で、  

杉は八木龍神宮の参道の一部だったということが

分かりました。   

それから、明治29年の明治大震災の時に、  

当時100戸の集落が大津波で流されたことから、   

この辺一帯には堤防が作られたり、   

商店や住宅が立ち並ぶようになって、   

それから気仙沼大島が対岸から見えにくくなったそうです。   

近くには、お伊勢浜と呼ばれる海水浴場や   

国立公園の岩井崎海岸などの風光明媚な場所があり、   

岩井崎海岸は、冬になると渡り鳥達が多く飛来し、   

中でも、天然記念物に指定されているコクガンの  

国内でも数少ない越冬地になっているそうです。  

そこで、今回のお話には、このコクガンを登場させて、   

スターリィマンとコクガンの交流から、   

震災のこと、この地域の歴史と描こうと思いました。  

また、少しでも震災の記憶を残せたらと   

地域の方からお聞きした震災直後の

エピソードを盛り込みました。      

作品が完成してから、朗読会などを通して、   

気仙沼の方々に作品をご覧いただく機会を   

本当に数多くいただきましたが、   

その中で、千葉先生のお宅で、   

近所の方々に見ていただく機会がありました。   

千葉先生のお家のお隣に住んでいたおばあちゃんが、   

作品を観ながら思い出したようにふと、   

「私は震災の当日、この最知の駅にいたんだよ」と

話始めました。   

「えぇ?!おばあちゃん、最知の駅にいたの?」と、   

その場にいる誰もが初めてそのことを知り、

とっても驚いていました。   

「地震があってから、電車を降りて、    

みんなは線路沿いに歩いていって。    

でも私は、小さい時から、地 震があったら

山に逃げろって言われていたから。    

山に向かって歩いて、家に帰って来たんだ。    

線路沿いを歩いていた人は、

その後、津波にのまれてしまった」   

と当時の状況を詳しく語ってくれました。   

震災から1年以上が経っても   

ずっとずっと誰にも話せないでいたことを、    

この絵を観て、すっと言葉にすることが出来たと、   

おばあちゃんは穏やかな笑顔を見せてくれました。   

自分だけ助かってしまったことを悔いて、   

1年以上もずっと苦しい思いをされていたことを思うと、   

私は涙がこぼれてしまいました。   

そして、おばあちゃんのように、   

助かった方々もみんな心に辛い思いをいつも持ちながら   

生きていることを忘れないでいようと思いました。   

こうして生まれた、「故郷よ未来からの贈りもの」の作品。   

是非、3月に出版される記録本や今後のイベントなどで   

皆様にお聴きいただけたら嬉しいです。

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☆「スターリィマンが旅するふるさとの原風景」☆    

~次回、第3話の配信は2月19日(金)です~

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第2話の作品は、いかがでしたでしょうか?   

実は、この作品に描かれている杉木立ちは、   

震災から9ヶ月後になくなってしまいました。   

2012年1月にこの作品を描いてから、   

その年の5月に訪れた時には   

もう杉達は根元からバッサリと切られてしまい、

その後、生コンの工場などが建って、  

元あった場所も国道から見えなくなってしまいました。  

私達にとって、大変思い入れのあった風景だったので、

とても寂しい気がしたのですが、   

これも復興への一歩なのだと、思いました。  

さて、次回は第3話として、   

福島県会津若松の鶴ヶ城を題材にした作品を   

ご紹介させていただきたいと思います。      

配信は、2月19日(金)です。   

皆様どうぞお楽しみに☆      

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☆「スターリィマン紙芝居プロジェクト」活動記録本     

  2016年3月9日(サンキューの日)に出版☆

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おかげ様で、1月30日から2月1日まで   

表参道で開催した活動記録本の企画展も   

多くの方々にお越しいただき、   

とても有意義で有り難い3日間となりました。   

お忙しい中、足をお運びいただきました皆様、   

本当にどうもありがとうございます!   

また同時に、2月1日まで募集しておりました   

出版のご支援のお願いですが、   

お声がけさせていただいた皆様方から   

たくさんの温かな応援をいただき、   

心から感動と感謝でいっぱいでおります。   

ご支援いただきました皆様には、   

この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。   

記録本の制作もいよいよ佳境に入っている中、   

出版後の展開のことも色々と進めています。   

また皆様と交流させていただける日を楽しみに、

これからもがんばりたいと思います!   

まずは記録本の完成を楽しみに   

お待ちいただけると嬉しいです。   

☆活動記録本の詳細☆

http://starryman.webnode.jp/ - キャッシュ/

活動紹介/紙芝居プロジェクト/活動記録本/

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  ☆ あ と が き ☆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   

前回の配信のあとがきでお話させていただいた   

福島での「きらきら生きる愛の地球」の

歌のプロジェクトも   

おかげ様で、いい形で軌道に乗りそうです。

 

本当にたくさんの方々の思いに支えていただき、   

私達3人では実現できないことを、

皆様が一緒に叶えてくださって、   

そして、スターリィマンになって風船を

届けていただいています。   

これからも、色々な方と手と手をつなぎながら、   

素晴らしい未来をつないでゆけたらと願っております。   

皆様、どうか今後とも宜しくお願い申し上げます!   

それでは、最後までお読みいただきまして、   

誠にありがとうございました。  

インフルエンザも流行っているようですので、   

くれぐれも体調に気をつけてお過ごしくださいね☆                  

☆はせがわ芳見Facebook☆   https://www.facebook.com/yoshimi.hasegawa.944

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